7月29日、フォルツア総曲輪で開催いたしました、
ドキュメンタリー「プロジェクトFUKUSHIMA」上映会&遠藤ミチロウTalk&Live!
無事、終了いたしました。
ご来場くださった130名を超える方々にはスタッフ一同、感謝しております!
本当にありがとうございました。
ミチロウさんから語られる福島の現実はいまだに深刻なのだと痛感された方も多かったのではないでしょうか?
また、フィルムを通してプロジェクトFUKUSHIMAにたずさわってこられたアーティストやスタッフの方々のご苦労も並大抵なものではなかったことが伝わってきました。
しかし、残念なことにこの国はまだ混とんとしたままです。
それもまた、「Fact」として常にそこかしこに転がっています。
であるならば、我々もまた、そうやすやすとあきらめるわけに行きません。
ご来場いただいた方々の中にも多種多様な考えがあるでしょう。
確かにすべて一致した考えを持っていることなどありえません。
すべての人々が同一の思考であることは、むしろ、不自然なことです。
プロジェクトFUKUSHIMAの中にもありましたが、
個人個人は、デザインも大きさもばらばらの旗をもっています。
そのひとつずつ違った旗を認めないのではなく、
それを認めあった上で同じベクトルを向いてみる方法もあるのではないか?
と思います。
ミチロウさんのLiveも素晴らしいものでした。
トークセッションの際、ゆうに80は越えているご老人がミチロウさんに質問を投げかけられました。
「福島のために何かしたい。何とかならんかといつも考えている。だから、ガレキの問題は絆とかそんな表面だけのまやかしに利用してる連中が許せない。」
ミチロウさんは丁寧に受け答えをされていました。
そして、Liveもずっとみていらっしゃったこの高貴高齢者のご老人をステージから確認していたミチロウさんからのアンサーがありました。
最後から2曲目、だったと思いますが、曲を急遽、差し替えたのです。
「父よ、あなたは偉かった」
実にミチロウさんらしいエピソードです。
表現の可能性を実感しました。
Fact&Peaceはまだまだ続きます。
次回のmusic festa.は2013年1月27日(日)の予定です。
詳細が決まり次第、告知していきますので
よろしくお願いします。
Fact&Peace
福田 裕一