2012年4月23日月曜日

fact & peace!music festa.を開催します。

1979年スリーマイル島原発事故、1986年チェルノブイリ原発事故、1999年東海村JCO臨界事故。
その都度、原子力発電についての賛否が推進派と反対派の二項対立になり、双方での相いれない善悪二元論の応酬のような議論が続いていく中で、隆盛と沈滞を繰り返しながら反対運動が衰退していきました。

そして、2011年3月福島第1原発事故が起こってしまいました。

今現在、日本の各地でデモや集会等、盛んに行われています。
それが数年後どのようになっていくのか、あなたはどう思いますか?
どのように考えますか?
いったいどこに「fact」があると思いますか?


昨年の8月15日に福島で「プロジェクトFUKUSHIMA」というイベントが大友良英さん、和合亮一さん、遠藤ミチロウさんの3人が中心となり開催されました。今現在のありのままの福島をみつめることから始まり、音楽、詩、アートなどの表現を通して福島の未来を考えようというイベントです。
その「プロジェクトFUKUSHIMA」を記録したドキュメンタリーフィルムが今春から各地で放映されています。
「fact&peace! music festa」の第1回目として、7月29日フォルツア総曲輪にて、遠藤ミチロウさんを招きこのフィルム上映を富山で初めて上映します。
上映後には遠藤ミチロウさんとのトークセッション、そして富山在住のミュージシャンのライヴ、遠藤ミチロウさんのライヴ、と、3部構成のイベントを考えています。

「fact&peace!music festa」は、まず最初に福島に目を向けることから始めてみたいと考えています。
福島を忘却の彼方に追いやるのではなく、
しっかりと見つめたいと思います。

「fact&peace!music festa」実行委員会
福田 裕一